スノーボードのメンテナンス-ワックス

スノーボードのワックスのかけ方

初めてマイボードを購入した方、ボードのメンテナンスをしたことがないという方にボードのメンテナンス、ホットワックスのかけ方をわかりやすく画像付きで説明致します。他にも初心者の方がつまづきやすい点のワンポイント上達法やスノーボードに関する知識などを紹介していきたいと思います。

 

用意するもの

 

行程1 ワックスを生塗する


ワックスをそのまま、こするようにボード全体に塗ります。

 

行程2 ワックスを垂らす


ワックスをアイロンで溶かしながら、全体にまんべんなく垂らします。

 

垂らした後↓こんな感じ.。ちょっとわかりずらいですが、ポタポタと垂らしてあります。

 

行程3 アイロンをかける


さっきポタポタと垂らしたワックスを溶かして全体に伸ばす感じで、アイロンとボードの間にワクシングペーパーを挟みながらアイロンをかける。

 

アイロンを掛けた後↓

ワックスが全体に伸ばされていますね!うん。我ながらきれいにできた!

 

行程4 放置

溶かしたワックスが乾く(固まる?)まで日陰で放置します。
放置する時間は1時間以上が良いとされています。
(プロのライダーさんは2時間は放置すると言ってました。。。)
が!そんなに待ってられるか!!というズボラの方は、自分が固まったと思えば30分程度でも良いんじゃないかとJJ.BOYは思っています^^;

 

放置中のブレイクタイム~ワックスがけ理論

※ワックスがけについての理論は、かなり奥深く徹底的にやろうと思えば、丸1日掛けても終わらないほどキリがなく、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜ける作業ですので、自分が納得できる範囲で手を抜くことをお勧め致します。
実際、レース等ではなくレジャーとしてボードをやる分には、ワックスをかけたかどうかの差はわかるとしても、ワックスのかけ方による違いの差なんてわかりません。(自己満足が8割以上占めてます笑)

 

何もしていないボードの性能が80%だとしたら、
簡単に2時間くらいでワックスをかけた⇒98%
徹底的に2日間かけて複数の温度別ワックス使用し、それぞれのワックスで複数回重ねがけし(計6~8回程度)、各放置時間は2時間⇒100%

 

って感じだと思います。このたった2%のためにこんな労力掛けますか?って話です。大会に出られる方とかでしたらこの2%が重要かも知れませんが、レジャー目的のボードでしたら、98%で十分でしょう。

 

行程5 ワックスを削る



放置後ワックスが固まったら、スクレーパーを使い固まったワックスを削ります。

 

この行程では削って、削って、削り倒してください。カスが全く出なくなるまで削ってください。

 

削って出るカスは邪魔もの

そんなに削っちゃって、せっかく掛けたワックスが無くなっちゃうじゃない!
と、思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、ホットワックスというものは、先程放置していた間にソール(滑走面)に染み込んだものに効果があるのです!
染み込みきれなかった削って出るカスは、文字通りカスです!滑走には邪魔ものですので、徹底的に削りだしてください。

 

行程6 ナイロンブラシをかける

仕上げとして、ナイロンブラシをかけましょう!

 

繰り返し

あとは、行程1~行程6を自分が満足するまで繰り返しましょう!JJ.BOYは2回~3回くらいですかね^^;