自分に合ったボードの選び方・予備知識~初めてのマイボード購入~
初めてのマイボードの購入を考えているのだけど、どんな板を買えばいいの?という人は是非このページを参考にしてみてください。
このページでは、初めてのマイボード購入に際して自分に合ったボードの選び方・予備知識を説明致しますので、失敗のないマイボードを手に入れましょう!
実際に店頭へ行って店員さんに相談する場合でも、ここのページの知識を予備知識として持っているだけでだいぶ違うはずです。
まずは、自分が目指すスタイルをイメージしてみましょう。
まだ初心者でスタイルってなんだよ!という人も以下のどちらか決めてください!
- なんか技とか決めてる人カッコいい!自分もくるくる回ったりして遊びたい!
- いや、きれいなターンを極めたい!キレたカービングターン超カッコいい!
スタイルといっても大きく分ければこの2つです。さぁ、自分に合ったスタイルは決まりましたか?
さて、最初に板の長さについての予備知識を身に付けましょう!
板の長さは大体、身長マイナス20cmとかマイナス15cmとか言われています。
身長が170cm以上の人は身長マイナス20cm。
身長が170cm未満の人は身長マイナス15cm。
を基準に考えてください。
身長が150cmとかの人は140cm台の板で構いません。
では、例として身長が175cmの人で考えましょう。身長が175cmなので、基準とする板の長さは155cmです。
ここで「基準」という点にポイントがあります。
実際身長が175cmの人の対象の板は155±5cmあたりになるでしょう。
では、150cm~160cmならどれでもいいのか?というと、違います!
ここで、最初に決めてもらったスタイルが関係してくるのです。
一般的にボードの長さは長い程、高速滑走時に安定し、短い程取り回しが簡単で小回りが利きます。
まとめると、
板の長さ | メリット | デメリット |
---|---|---|
長い板 |
・高速滑走時安定する |
・取り回しが難しい |
短い板 |
・取り回しが簡単 |
・高速滑走時板がバタつく |
わかりましたでしょうか?基準値±5cmの、この5cmはご自身で選んだスタイルに合わせてください。
初心者の方には板の形状なんてどれも同じに見えているのではないでしょうか?
スノーボードの板(フリースタイル)には大きく分けて
- キャンバー
- ロッカー
の2種類あります。最近はVロッカーとかWキャンバーとかいろいろ出てますが、ここでは割愛というか混乱するので無視します。
キャンバーとロッカーの2種類あることを覚えてください。この2種類の違いですが、板を床に置いて横から見たとき板の真ん中が浮いているのがキャンバーで、その反対に真ん中は床に付いているけど、前と後ろが浮く構造がロッカーです。
で、どっちがいいの?という事になると思いますが、ここでも最初に決めたスタイルによって変わってきます。
板の形状 | メリット | デメリット |
---|---|---|
キャンバー | ・エッジングしやすい=カービングがしやすい | ・エッジングしやすい=逆エッジが掛かりやすい |
ロッカー |
・くるくる回りやすい |
・エッジングしにくい |
板の形状の特性についてもなんとなくお分かり頂けましたでしょうか?
この程度の予備知識もなく、店頭に行って店員に勧められるまま板を買ってしまう事を想像してみてください。チョット怖いですね。
もし、本当に素晴らしい店員さんで、あなたの気持ちをうま~く聞き出して選んでくれれば良いですが、最後に決めるのはあなたです。
是非、予備知識くらいはしっかり身に付けて失敗しないボード選びをしてください。
さて、次は板の硬さについてです。板の硬さにもフレックスやトーションといった種類があるのですが、最初はフレックスだけ気にしていれば良いと思います。
因みにフレックスは板の縦方向の硬さ、トーションとは板のねじる向きの硬さと思って頂ければ良いです。
さてさて、ここまでくれば、皆さんおわかりの事と思いますが、板の硬さもスタイルによってかわります。
板の硬さ | メリット | デメリット |
---|---|---|
硬い板 |
・高速滑走時安定する |
・細かいトリックがしずらい |
柔らかい板 |
・グニャグニャして自由度が高い |
・高速滑走時頼りなく不安定 |
さぁ、これで初めてのマイボード購入のための予備知識はバッチリです。この予備知識を活かしてボード選びをすれば失敗することはないでしょう!
これだけの基本知識があれば、自分で選んでみても良いでしょう。
自分で選んでみよう!