ホットワックスについて

ホットワックスについて

ホットワックスとは、ワックスをアイロンで溶かし、滑走面に染み込ませることで滑走性能を高くする本格的なワックスのことです。

 

まずは、ホットワックスの種類ですが、ホットワックスには主に

  • クリーニングワックス
  • ベースグワックス
  • 滑走ワックス

この3種類がありますが、基本的にベースワックスだけあれば問題ありません。

 

スポーツ店にワックスを買いに行くと、見た目はほぼ同じ商品で1000円チョットのものとフッ素配合とか書かれててチョット高い商品とかがあります!
初めての方などは、「フッ素配合とか良さそうだし、高い方が良いに決まってる!」とか思って、高いフッ素配合商品とか買ってしまいそうですが、これが間違いです!
実はこれが、ベースワックスと滑走ワックスの違いで、フッ素が入ってないものがベースワックスでフッ素配合のものが、滑走ワックスになります。

 

では、なんで滑走ワックス買っちゃダメなのか?

滑走ワックスとは、JJ.BOYの大好きな天ぷらで例えるならの部分です。
天ぷらを作る際には、小麦粉を付けて、卵を付けて、それから衣ですよね?そう!衣を付けるにはその前の『つなぎ』が必要なのです。
そのつなぎの役割を担うのが、ベースワックスとなります。

 

しかも、春先のべちゃべちゃな雪などでなければ、ベースワックスのみで十分です。
これこそ、ワックスのかけ方の中で紹介しているJJ.BOYのワックス掛け理論の残りの2%を極める方だけ、滑走ワックスはお好きに掛けてくださいということです。

 

以下簡単に3種類のワックスの用途を書いておきます。
クリーニングワックス・・・他のワックス同様にアイロンでワックスを掛た後に削ることで、汚れを浮き上がらせて削り取ることが目的のワックス。
ベースワックス・・・ボードが持っている滑走能力を最低限引き出すために掛けるワックス。滑走ワックスのつなぎの役割もある。またクリーニングワックスとしての効果もある。
滑走ワックス・・・ベースワックスがしっかりと入っているボードの上に更にそのボードの滑走能力を最大限に活かすために掛けるワックス。

 

さて、このページは『ホットワックスについて』説明するページですから、温度別のワックスについても触れておきましょう。

 

またまた、スポーツ店に今度はちゃんと『ベースワックス』を買いに出かけました。すると今度は、ベースワックスの中でも

  • 0℃⇔+10℃
  • -4℃⇔+3℃
  • -12℃⇔-3℃
  • -20℃⇔-10℃

などの種類がありました。

 

初めての方は「どれ買えばええねん!?」と思われるでしょう。因みに、JJ.BOYのワックス掛け理論の中の残り2%を極められる方は全ての種類のワックスを上から順(温度が高い順)に複数回ずつ掛けます。

 

で、2%を極めない一般人は、0℃前後のものを1つで良いです!ガリウムというメーカーのものならば、紫色のものを買いましょう!↓これです。

 

←これがガリウムのベースワックスの紫です。
なんか、やっぱりネットで買う方が安いみたいです。
JJ.BOYは、最初スポーツ店で買いましたが、千円ちょっとしていた気がするんですけど、送料入れてもネットの方が安かった。。。org


因みにコッチ↓が滑走ワックスです。初めての人には見分けられないですよね~。

 

 

←これがガリウムの滑走ワックスの紫です。
ベースをしっかり入れた後に滑走ワックスまで入れたい!という人はこちらをどうぞ。


 

ガリウムならピンク(0℃⇔+10℃)の方が、柔らかく扱いやすいし、温度の幅もあるから良いという人もいますが、まぁ、寒い日は普通に氷点下ですし、JJ.BOYは紫派です!笑

 

まとめ

購入するワックスは、ベースワックスのガリウムなら紫1つだけで良い!